ゼロヨンの親玉


■ 川崎鉄史 ■

もう何回来たかわからないほど通い詰めている桜木町ゼロヨン。ここに来るたびに顔を合わすのが桜木町GT総長・川崎鉄史です。

いかにもという風体のゴツイ男ですが、実はかなりのお坊ちゃんで、すごい豪邸(駅前タクシーで送ったことがあります)に住んでいます。横浜GPの代表を決めるときも、他のチームは決定戦で決めているのに、桜木町GTでは川崎の「わしが代表じゃあ!文句あるか!」の一言で決まってしまいました(笑)。



■ 川崎との初対決 ■

最終夜となった今はもう対戦できませんが、かつて主人公とゼロヨン対決をしたことがありました。

自分のマシンは覚えていませんが、川崎の強烈な速さは忘れようにも忘れられません。重そうなボディとそれほどでもないパワーを甘く見てると、とんでもない加速でちぎられてしまうのです。残念ながらタイムはメモっていませんが、9秒6前後でゴールしていたはずです。

どうみても加速補正がかかっている速さですが、もし川崎のマシンをまっとうに走らせたら、果たして何秒でゴールできるのでしょうか。



■ 川崎Cancer3000改 ■

川崎のマシンの構成パーツですが、ボディだけは七つものソケットを使用しています。
……またいつものように経験値を稼ぎに出かけるわけです。

スーパーチャージャーの使用と、ギリギリの軽量化を行えば、重いCancer3000といえども結構走れるようになることがわかりました。しかし、川崎仕様はスーパーチャージャー無し、軽量化もボディのみです。

とにかく川崎仕様が作れるようになったのでテストの開始です。

● 川崎Cancer3000改のSPEC
E: G-2J
[BlackCat] [Buffalo] [DRAG-ECU] [LoComp/-1]
C: type-MK30
[DragPower] [Talantura] [YOROSHIKU]
B: Cancer
[RedViolet] [Carbon-Zokky] [B-Diet/10] [B-Diet/20] [B-Diet/30] [B-Diet/40] [GT Sticker]

Power 380.2 ps
Weight 1400 kg
PWR 3.6 kg/ps
0-400m 12.669 sec
MaxSpeed 278 km/h

予想通り、ゼロヨン加速は12.669と、お話にならないレベルでした。辻本のマシンはもちろん、立河唯や三原葉子のマシンの足元にも及ばないと思います。おそらくこの近辺のチームのボスとしては最遅のマシンでしょう(笑)。

重いCancerにもかかわらず、少々の軽量化と、小さめなターボ二基だけですから当然の結果です。川崎の速さはインチキくさいとは思ってましたが(笑)、実に3秒もの補正がかかっていたわけです。

川崎のマシン自体はチューンに見るべきところはありません。しかし、10秒前後で終わるゼロヨンで、パーツも追加せずに3秒も短縮できるのはある意味最強のチューンといえます(笑)。



■ 川崎Cancer3000改・改 ■

では逆に考えてみます。川崎のマシンをどこまでチューンすれば、まっとうに走って9秒6が出せるのでしょうか。川崎Cancer3000改をさらにチューンしてみることにします。

いつものようにフルテストの過程を紹介しても長くなりますので、結果だけ載せます。

フルチューンCancer3000コンプリート画面 川崎Cancer3000改・改の性能曲線
フルソケット使ってます(汗)。ええ、MAXまで育てましたとも。ソケット1つのために延々と(笑) こんもり山形なトルクカーブになりました。中低速重視の加給器ばかり5つも使ったせいです。

● 川崎Cancer3000改・改のSPEC
E: G-2J
[Neptune-SC] [Meteor] [Pegasus] [Hercules-SCT] [Slash] [Friction-0] [FW-PRO] [LoComp/-1]
C: type-MK30
[DragPower] [Talantura] [YOROSHIKU] [C-Diet/50] [C-Diet/40] [C-Diet/30] [C-Diet/20] [C-Diet/10]
B: Cancer
[RedViolet] [Carbon-Zokky] [B-Diet/10] [B-Diet/20] [B-Diet/30] [B-Diet/40] [GT Sticker] [CFRP-Door]

Power 761.5 ps
Weight 1325 kg
PWR 1.7 kg/ps
0-400m 9.958 sec
MaxSpeed 257 km/h

800馬力を超えるとゼロヨン計測ができないのが不便ですね。1000馬力を越せばまた計測できるようになるのですが、G-2Jエンジンで1000馬力は難しいかもしれません。

ターボを取っかえ引っかえ800馬力以下で頑張ってみたのですが、やはり9秒6には届きませんでした。ミッションコンプリート失敗です(汗)。



■ 川崎のマシンについて ■

ゲームの登場キャラの多くは、車のユニット構成は純正のまま(換えてもエンジン換装程度)なので、ベース車両で速さが決まってしまいます。エンジン換装を前提にすればWagon660Rなどの軽量マシンがゼロヨン向きなのですが、元町クィーンズが使っているので川崎は使えなかったのでしょう(笑)。

川崎のマシンであるCancer3000は、エンジンパワーは中級クラスなのに車両重量は中〜重量級という、どう見てもゼロヨンには不向きな車種です。そんなマシンをユニット構成も変えずにゼロヨンに使うあたり、男らしいというか無茶というか(笑)。

今回のチューンは残念ながら成功しませんでした。機会があれば、RZ-3000用エンジンのGT-2Jあたりに換装して再挑戦してみたい気はします。

戻る


inserted by FC2 system