気になるあの娘のマシンをチェック！

■ 鈴木由佳 ■

元町Q'sのお二人さんを取り上げたからには、こちらも放っとくわけにはいきません。そうです、あまり可愛くないとかエアリス（誰）に似てるとか、いまいちの評判もあるけれど、このゲームのヒロイン、鈴木由佳の登場です。

主人公と同じチームに属し一番近しい女性として、ヒロインらしく描かれています。印象に残るシーンもたくさんありました。絵的には、もう少しで見えそう（何が）なアングルが多かったのもポイントが高いです。

最初のころ、なぜかいつも大観覧車の前にいたのも印象深いです。夜あんなところにひとりでいたら危ないでしょ。実際、一度さらわれてるし（笑）。

今はもう速さはあきらめてメカニック修行をしているらしい彼女ですが、前に何度か対戦する機会がありましたね。そんな彼女のマシンを今回はチェックして……

■ ヒロイン登場 ■

？？「ちょっとっ！赤碕が助けに来てくれないから自分で出てきちゃったじゃないっ！」

………誰デスカ？

鈴木「全然来てくれないし、何やってるのかと思って見に来たらこんなところで遊んでるし」
赤碕「い、いや、チューンに目覚めちゃったんだ。も少し待ってて……」

鈴「しかも何かキャラ変わってない？変にオドオドしてるよ？」
赤「むむむ………そ、そんなことはないのさ………」
鈴「そっか。ならいいけど。チューンなら私も協力してあげよっか」

赤「おお！！是非お願いします！」
鈴「どうしたの赤碕、なんか変だよ？」

赤「気のせい気のせい（汗）。それじゃさっそく鈴木のマシンをチェック………」

赤「鈴木のマシンは………58点！」
鈴「………それ、いつもの仕返しでしょ。でもどうしてそんなに低い点なの？」

赤「チューン自体は悪くないのさ。でもエンジン換装してるのに、ユニット選択が悪いのさ」
鈴「エンジンの714-X4が良くないの？」

赤「714-X4も悪いエンジンじゃないのさ。でもMicro-GTは車体の潜在性能はすごく高いんのさ。それを生かすなら別なエンジンのほうがいいのさ」

■ 鈴木のMicro-GTのエンジン選び ■

鈴「たとえばどんなのがいいの？」
赤「最初の頃からゲットできるエンジンとしては………DB15-LEVなんかがオススメさ」

鈴「LEVって省エネなんでしょ？あっ、パワーが105psに落ちちゃったよ」
赤「ところがゼロヨンを測ってみると………14.192秒。チューンしてなくても714-X4より速くなってるのさ」

赤「鈴木はエンジンパワーだけで選んでるから、エンジン選択でマイナスしたのさ」
鈴「ふ〜ん。でもLEVって何か走り屋っぽくなくてやだなぁ」

赤「くぅー。シブくて良いエンジンなのに………他にはDB15やZ16Cもいいのさ」
鈴「何かどれも地味じゃない？もっとカッコイイのがいいな」

赤「それならBB16-Rはどうさ？1万回転まで回る格好いいマシンになるのさ」
鈴「………それ、三原さんのマシンと同じエンジンでしょっ」

赤「う………」
鈴「じー」

赤「と、とにかく各エンジンのデータを並べてみたのさ」

鈴「で？」
赤「………ライトチューンならZ16C、フルチューンするならどれも速くなるけど、最高速が低い714-X4はやっぱりオススメできないのさ」

鈴「赤碕はどれがいいと思う？」
赤「排気量がちょっと小さめなDB15は、かわいいMicro-GTに良く似合うと思うのさ」

鈴「フルチューンすれば三原さんのマシンより速くなる？」
赤「もちろんなのさ（フルチューン三原マシンにはかなわないけどさ………）」

しばらくして、Micro-GTで街を走り回る赤碕が目撃されるようになりましたとさ（笑）。

■ 鈴木Micro-GT・フルチューンの完成 ■

鈴「赤碕、私のMicro-GTはどんな調子？あれっ、何だか浮かない顔してるね」

赤「いや、チューンは終わったんだけどさ………」
鈴「さては失敗したんでしょ。いいよっ、気にしないでゆっくりやってね」

赤「いや、チューンは成功したのさ………」
鈴「ほんとっ？！見せて見せてっ！」

言われた通り、フルチューンです。しかしこれはちょっと速過ぎです。やりすぎたかなぁ。		今回はトルク曲線にも気を使い、できるだけなだらかなカーブを心掛けたのですが右上がり。

鈴「すごい速そうだねっ！でもどうして浮かない顔してるの？」

赤「いや………ちょっと速くなり過ぎたのさ………」
鈴「速過ぎる？そうかも………私じゃ運転しきれないかもね」

ゼロヨンだけならいざ知らず、走行会で普通のコースを走る機会もあるでしょう。ましてや鈴木は普段の買い物の足にもこのマシンを使っています。Micro-GTのボディはちょっとクセのある操作性なので、これだけ速いマシンになってしまうと少し心配です。

赤「鈴木のMicro-GTならNAチューンでも十分いけるかもしれないのさ」

鈴「ターボ無しってこと？いいよ、赤碕にまかせる！うんっ」
赤「ちょっと待っててくれなのさ………」

ハイカムを使ったNAチューンは、どうしてもこんなカーブになっちゃいますね。		これはMicro-GTで経験値を稼いでた時の図。こんな化物マシンが街を走り回っています。

赤「………お待たせなのさ」
鈴「わ〜っ！これも速そうっ！」

赤「十分速いはずさ………でも、ひとつだけ注意点があるのさ………」
鈴「？」

赤「ギアが高過ぎて………ATだと湾岸でさえ5速に入らないのさ（汗）」

鈴「どうすればいいの？」
赤「湾岸を走るときは、適当なところで手動で4から5にシフトアップしてやってくれなのさ………湾岸以外では気にしなくていいのさ」

鈴「湾岸は………自分の運転じゃ走らないから平気だよ（笑）」
赤「？」
鈴「ふふふっ………赤碕、チューンしてくれてありがとう」
赤「………ハッ？！」

「『ありがとう』って言葉が こんなにも気持ちの いいものだったなんて」
「どうかしてる…… 俺がこんなことを思うのも……」
「……この言葉の 魔法のちからなのかも しれねえ」
「俺が一度も使ったことのない 魔法の言葉の…………」

鈴「ねっ、せっかくだからバトルしてみようよ」
赤「こ、この車と？」
鈴「もちろんっ！」

赤「い、いや、今のマシンは育成中ででで」
鈴「赤碕〜！はやくはやくっ！こっちだよ」

こうして赤碕は、鈴木の気の済むまでGetRewardされまくったらしいです。
めでたしめでたし。

■ オマケ ■

鈴「ねっ、私の車は速くしすぎると危ないって言ってたでしょ？」
赤「そうさ………」

鈴「それほど速くなくてもいいのなら、最初わたしが使ってた714-X4エンジンでも平気かもしれないね」
赤「あれは最高速が伸びないのさ………」

鈴「でもどんな風になるか、ちょっと見てみたいな」
赤「………」

意外と職人気質の赤碕は、「ちょっと見てみたい」だけの714-X4をしっかりフルチューンしたそうな………

鈴「わぁ！これも十分速くない？最高速も250km以上出てるよ」
赤「………………」（ザー）

鈴「1万回転まで回るんだ。なんだかカッコいいねっ！あれ？赤碕、どうしたの………

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