高橋久弐輝チューンのZeta同士で高橋久弐輝とバトル


■ チューナー高橋久弐輝

このゲームを代表するチューナーといえばこの人でしょう。古ぼけたZeta2400を主人公に運転させてくれます。400馬力、PWR2.5となかなかの性能を誇るマシンなのですが、いざ運転してみるとなんともトロくさく感じたものです。でもそれが逆にこだわりのチューナーっぽくて、強い印象が残っていました。

高橋久弐輝チューンのZeta同士でバトルをしてみたい、そして自分なりのNAチューンで高橋久弐輝マシンを越えてみたいと思ったのです。

軽量で最高速も伸びるシャシ、そこそこ軽量で特徴のあるボディは、何度か試しに使ったこともありました。問題はエンジンです。排気量は2400ccもあるにもかかわらず、ゼロヨンテストではG-4A F-SPL(赤崎の初期所持ユニット)よりも遅いのです。当然、使われることなく、スロット数は初期値のままでした。

高橋マシンのエンジンはスロットをフルに使ってチューンされており、同じ仕様にするには、エンジンをLv8まで育てなくてはなりません。これから育てるわけですが、キャブ車共通の弱点、スタートダッシュの弱さは街中バトルではかなり不利です。しかも初期スロットは3つしかありません。……冗談じゃねぇ……



■ 軽くチューンしてテスト

シャシとボディを限界まで軽量化して、エンジンはとりあえずノーマルでテストしてみたところ、ゼロヨン13.369でした。ひとまず、最終夜の街を安全に走るために必要と思われる加速力、ゼロヨン11秒台を目標とします。

非力なエンジンをチューンするとしたら、NAチューンならボアアップ、加給器を付けるならスーパーチャージャーが効果的です。3スロットしかないLH24エンジンでも、SCとボアアップを付けて限界まで軽量化するとゼロヨン11秒台前半が出ました。しかし、今回はどうしてもNAにこだわりたかったのです。

ボアアップ400、フリクション-0、FW-PROの定番チューンを試したところ12.369が出ました。フリクション-0とFW-PROは他パーツとの干渉が無く、安定して加速力向上が見込める優秀パーツです。

初期テストでなんとかなりそうな感触が掴めたので、一番効果の高いボアアップを固定し、残り2スロットでいろんな組み合わせをテストしてみました。しかしなかなか12.369を超えることができません。NAチューンの頼みの綱のハイカムも、低速のないキャブ付エンジンだとかえって遅くなってしまいます。

キャブエンジン特有のパーツ、シングルキャブとツインキャブも試してみましたが、やはりタイムは伸びてくれません。……困っちまったのさ……



■ ツインキャブの威力

ふと思いついてツインキャブと低圧縮ピストンをセットしてみました。するとどうでしょう、劇的な加速向上がみられました。なんとゼロヨン11.592!です。さすがにスーパーチャージャー(Neptune-SC)使用時の11.269には及びませんが、非力なLH24エンジンの3スロットNAチューンでこのタイムなら申し分ありません。

実はハイカムも低圧縮ピストンとセットで使うと高い効果が得られることが多いのです。説明ではハイカムは高圧縮ピストンの使用が推奨されていますが、このあたりのチューニングは謎だらけです。

基本的に高圧縮ピストンは使うことがありません。単体では少しの加速アップが見込めますが、どのパーツと組み合わせても加速力はダウンしてしまいます。

エアクリーナー、マフラーも単体で使うなら多少加速アップしますが、他のパーツと干渉しやすいらしく、馬力は上がってるのにゼロヨンタイムはかえって遅くなることが多いです。

ECUは特にレブが低めのエンジンで効果的です。また最高速アップではかかせないチューンですが、今回はスロットが足りないのでエンジンが成長するまで我慢というところです。特殊なECUとしてプラズマECUがあります。レブ向上効果は少なめですが、レスポンスアップがゼロヨン加速に大きく貢献し、特に高回転型エンジンでは他のECUよりタイムが良いことが多いです。

といったところで、ようやく街に出れる仕様になりました。ECUを付けてないので最高速は206kmで頭打ちですが、湾岸に行かなければ特に問題にはならないと判断しました。


● 対高橋Zeta2400のLv1時SPEC
E: LH24
[BoreUp/400] [TwinCarb] [LoComp/-1]
C: type-2400
[FinalWeapon] [Dimension-4] [C-Diet/50] [C-Diet/40]
B: Zeta2400
[B-Diet/40] [B-Diet/30] [B-Diet/20] [B-Diet/10]

Power 263.2 ps
Weight 825 kg
PWR 3.1 kg/ps
0-400m 11.592 sec
MaxSpeed 206 km/h



予想通り加速力は十分だったので、多少車重は増えますがエアロを付けたりカラーを変えたりしながらGetRewardして経験値を積んでいきます。しかしさすがにLv8は遠い……

あちこち遠征しながら、ようやくLv8!になりました。ボディはLv6でMaxだったので他のボディを付けたりしながらでしたが、特にLv7からがきつかったです。もっぱら南北横浜の短いコースで淡々とバトルし続けました。この経験値稼ぎが苦痛ですが、RPGとしては外せない要素なんでしょうね(笑)。



■ 伝説のチューナーとのチューナーバトル

いよいよ、箱根Windyで高橋久弐輝と対決です。

あらかじめ高橋Zetaと同じ仕様に変えてからバトル開始!

同一マシンでのバトル開始 スタートダッシュでこれだけ差が

同仕様マシンながら敵車設定によるスタートダッシュで差を付けられて少々苦労しましたが、見事勝ちました。ちなみにタイムは1分38秒台……

続いてもう一戦、今度はオリジナルNAチューンで対決です。これは楽勝でした(笑)。スタートから差をつけてそのまま引き離してゴール。タイムは1分30秒台でした。もちろん上手い人ならもっと良いタイムが出るはずですが、とりあえずチューン対決は満足できる結果が出せたと思います。

高橋仕様のコンプリート画面 こちらはオリジナルチューン

● 対高橋Zeta2400の最終SPEC
E: LH24
[TwinCarb] [BoreUp/400] [Hi-Tech] [Friction-0] [FW-PRO] [LoComp/-1]
C: type-2400
[FinalWeapon] [Talantura] [Dimension-4]
B: Zeta2400
[T's Brown] [Carbon-OLD] [Money-Bag]

Power 275.3 ps
Weight 1001 kg
PWR 3.6 kg/ps
0-400m 11.958 sec
MaxSpeed 258 km/h


※エンジンチューンで勝負するために、あえて車重は高橋車と同じに調整しています。
タイヤとサスは違ってますが、ゼロヨンテストで差が出なかったので好みに合わせて変更しました。
なお、エンジンにまだ空スロットが残っていますが、これ以上何を付けてもタイムが落ちるため、この仕様がベストと判断しました。



■ 高橋Zeta2400について

L型メカチューンという通好みの設定で、ハイカム、ツインキャブ、ボアアップと考えられる最高のチューンが施されています。スペックも十分なマシンなのですが実際の速さには疑問が残ります。400馬力、PWR2.5のスペックで、プロローグナイトの赤崎86Lev並みの加速というのは何かが間違っているとしか思えません。

しかし、高橋久弐輝ともあろうチューナーがこの間違いに気付かない訳がないでしょう。高橋Zetaをドライブした時に感じる、なんともゆったりとした、どこか懐かしいようなフィーリング。これはきっと、わざとこんな仕様にしたのではないでしょうか。最新最速のマシンとはちょっと違う大人のチューン……

ゲームでの高橋のセリフからとって「浪花節チューン」と名付けたいですね。

● 高橋Zeta2400のSPEC
E: LH24
[Hi-Tech] [PowerIntake] [EXT-75] [BoreUp/400] [HiComp/2] [HiCam-M/-2] [TwinCarb]
C: type-2400
[SharpShooter] [Talantura] [SpeedTach-S]
B: Zeta2400
[T's Brown] [Carbon-OLD]

Power 399.4 ps
Weight 1001 kg
PWR 2.5 kg/ps
0-400m 14.092 sec
MaxSpeed 228 km/h

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