■ テスト条件など ■ シングルターボのテストデータです。ツインターボ・スーパーチャージャーのデータはターボフルテスト・その1を見てください。 テスト車はCVC1600にしてみました。各ターボの性格の違いをわかりやすく見れるように、以下の点に留意してエンジンを選んでいます。 1.できるだけフラットなトルク特性(なおかつ高回転までよく伸びてること) 2.300ps、600psで性能曲線図のスケールが変わってしまうため、ターボ一つ追加でスケールが変わらない馬力であること ピストンはは全てLoComp/-1を使用しています。 ■ ノーマル状態(BA16エンジン)
■ 小型ターボ 低回転から高回転まで幅広い回転域で効果を見せます。ほぼ全回転域でアップするので低速補強の目的で使うには向いていません。パワー・トルクの向上率は低いですが、フラットにアップするので使いやすいです。
■ 中型ターボ 5000回転前後から上はフラットにトルクアップします。3000回転前後から効き始めますが、極低回転では逆にノーマルよりわずかにトルクが落ちます。通常多用する回転域で高い効果を発揮するため、ゼロヨンタイムも優れています。
■ 大型ターボ 4000回転あたりから効き始め、6000回転前後から上はフラットにトルクが向上しています。高回転域を強化するので、最大パワーは小型、中型を上回ります。しかし3000回転以下ではノーマルよりトルクが落ちてしまいます。低回転型エンジンでは、超大型ターボを使うより最高速が伸びることもあります。
■ 超大型ターボ 6000回転あたりから効き始め、7000回転付近から上の超高回転域で本領を発揮します。ECUとセットでの最高速アタックではかかせません。しかし4〜5000回転以下でノーマルよりトルクが落ちており、特に低回転域でのトルク低下はスタートダッシュに深刻な影響を及ぼします。
■ その他のターボ
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